死にたくないけど生きたくない。

やりたいことがないからなのか。
それともやりたいことがあっても無理だろうなという諦めで本当にやりたいことが覆い隠されているのか。
そんなことを30超えてからも考えているのでまた一時的な欠員補充の派遣に出てしまった。
長くても1年程度なので、頑張っても雇って貰えなさそうなことを既に言われていたのに。
断れずになってしまった。
やりたい仕事はない。
あるとすれば自分に合って楽に稼げる仕事であってそんなものなかなかない。探す気力もない。
勉強したことは役に立たなかったことばかりで、暗記系の勉強しか出来なかった私にとって成功体験が乏しい一因となった。

正直に言えば、極力人と関わらずに毎月にある程度お金を貰ってひっそり暮らしたい。猫を飼えたらもっといい。
ただ実際は10年後どころか、5年後も3年後も想像出来ないし、してもはぁ嫌なことばかりと凹むことばかり。
そういや行き始めて挫けずに通い続けたとしてもオリンピック後のとても景気が悪くなったところで放逐されるんだな…。
もっと年を取って転職しにくい状況で。

人手不足というのは(若くて使い勝手のいい奴隷みたいな)人手不足という感じがする。
頑張れば出来るは大抵頑張っても出来ない人がほとんどなことだったりする。
出来ない、自己肯定感ないと本当に出来ない人間になる。
実際なった。

よく似たような人が「安楽死したい」とネットで書いているのを見かけるけど、それが出来ないのは分かっているのでいまいちピンとこない。
まずは治る見込みのない身体的な病気の人からだろうし、わざわざ税金を搾れる奴隷を減らす国はないだろうと確信している。
それに私は死にたいわけではない。
この絶望的な気持ちでずっと生きたくないだけであって、絶望が拭えたらいくらでも生きていたい。
自殺したい人の何割かは私と似たような感じじゃないだろうか。
死にたくないけど、この状況や先行きで生きたくないだけである。